卒室生のコメント

井村沙也子(いむらさやこ) さん

在籍していた期間…13年
長野で新聞記者として勤務しながら定期的に佐々木先生のもとヴァイオリンレッスンをご継続後、パリ エコールノルマル音楽院へ留学中。

私にとって音研は、第2の学校でした。
目標にしたい先輩、同じ志を持った友人に囲まれ、揺るぎない基礎力や 演奏家としての姿勢を自然と身につけていったように思います。
数年のブランクから復帰し、昨夏ウィーン国立音大のマスタークラスに参加した際、 ブランクがあっても楽しんで弾けるだけの力をつけていただいていたのだと実感しました。
音楽を大事に、一生続けて行きます。

池上和樹(いけがみかずき) さん

在籍していた期間…計8年程
現在:ウィーン国立音楽大学在学中。

私は幼稚園の頃から小学校高学年、高校最後の数年間教室に在籍しておりました。
ソルフェージュの授業やクリスマス会のハンドベル合奏の練習が特に記憶に残っていて、 発表会では何度も一流のホールで演奏する機会があり、今考えても贅沢な経験だったと 思っています。
私が現在ウィーン国立音楽大学へ留学する上でも、自分の潜在的な音楽の能力を伸ばして 頂いた事や教室で培った全ての知識が大きな強みとなりました。

尾島紫穂(おじましほ) さん

在籍していた期間…5年間
現在:東京藝術大学、同大学院、ウィーン国立音楽大学修士課程卒業後ピアニストとして活躍中。

2019年ブラームス国際コンクールピアノ部門第2位受賞。

南青山音楽研究所ではソルフェージュと実技をしっかりと分けて指導してくださり、 音楽を学ぶ上で必要な基礎の部分を伸ばしていただけたと思います。
何よりここで素晴らしい先生に出会えた事から始まり、その後も先生が素敵なご縁を繋いでくだ さったおかげで今まで音楽を続ける事ができています。
練習が嫌で嫌でもうやめるなんて言い出した事もありましたが、根気強く付き合ってくださった 先生方には心から感謝しております。

岡本侑里子(おかもとゆりこ) さん

在籍していた期間…高校受験までの2年半
現在:桐朋女子高等学校音楽科、同大学ヴァイオリン科卒業後、高嶋ちさ子 12人のヴァイオリニストメンバーとして活動中。

受験を考え始めるのが遅く、当時私はレベル的に遅れをとっておりましたが、先生は根気強く丁寧に教えてくださいました。
また、ヴァイオリンと同時にソルフェージュを勉強することで、効率よく上達することが出来たのだと思います。
なによりお教室の雰囲気がとてもよく、お友達と一緒に楽しく学ぶことが出来ました。
佐々木先生には本当にしっかりとみていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。今の自分がありますのはお教室の先生方のおかげだと思っております。

太田行紀(おおたこうき)さん

在籍していた期間…小中学校にかけて
現在:医師として東京医科歯科大学附属病院に勤務。

始めは楽譜も読めずなんとなくピアノを弾いていましたが、音研でしっかりとしたソルフェージュ力を鍛えて頂きました。
佐々木先生をはじめ、温かい先生方と仲間にかこまれ素晴らしい時間を過ごし、学びを得ることができました。
現在は医学に集中していますが、将来ピアノを楽しんで取り組めるだけの力を育てて頂きました。一生の宝物です。
将来絶対に時間を作って、またピアノに熱中できる生活に戻れるよう頑張っています。

香取真人(かとりまさと)さん

在籍していた期間…小学校の間
現在:洗足学園音楽大学ロックアンドポップスコース卒業後、ギタリストとして様々なアーティストサポートを行う他、フュージョンバンド「ATHLETIX」でも精力的に活動中。

教室では毎回和やかな雰囲気の中でヴァイオリンとソルフェージュを楽しく学ばせていただいておりました。
当時はギターで音大に進むとは夢にも思っておりませんでしたが、私自身のバンド活動、またジャンルを問わずギタリストとして活動をさせて頂いております今でもソルフェージュやヴァイオリンでの知識が役に立っております。
佐々木先生を始め先生方に本当にお世話になったおかげで今の道に進めていると思います。
これからも音楽の道を歩んでいきたいと思います。

柿沼康弘(かきぬまやすひろ)さん

現在:慶應義塾大学理工学部システムデザイン工学科 教授

小さい時、私は音楽が嫌いだった。
音大出身の母親と毎日衝突し、こんなものがなければもっと親子関係も良好になるのにと本気で思っていた。
幼稚園から私は他の音楽教室に通っていたが、あるきっかけでこの音楽教室に出会い、そこから南青山音楽研究所に通うことになった。
私にはこの教室があっていた。
子供一人一人の能力にあわせて丁寧に教えてくれ、周りの友達と一緒に楽しみながら音楽を勉強できる場所であった。気持ちを込めて演奏を表現する「音楽性」は、自分が楽しまないと出てこないものだということもわかった。その音楽性を先生方が上手に教えてくれ、私の音楽嫌いの殻も上手に破って音楽の楽しみ方を教えてくれた。
今、大学の研究者としてヨーロッパに行く機会がたくさんある。そのついでに本場のオーケストラを聴きにオペラ座によく足を運ぶようになった。こうやって今なお音楽を楽しめるのも、考えれば南青山音楽研究所のおかげだと思う。最近ふとしたきっかけからヴァイオリンをやりなおそうと思い、近くの教室に通い始めた。母が小さい時に「音楽はあなたの将来を豊かにする」と言っていたことを実感し、小さいころの衝突の日々に今は感謝している。

宮原麻美(みやはらまみ)さん

在籍していた期間…3歳〜高校生
現在:武蔵野音楽大学声楽科卒業後、現在は4歳と2歳の2人の娘を子育て中。

クラシック音楽が大好きな母の影響で3歳より音楽教室に通い始めました。
歌やリズムを奏でる事が大好きだった私は充実した楽しい時間を音楽教室で過ごす事ができました。
楽譜は作曲家からの手紙のようなものであり、何年もの時を経ても愛されている理由や、それを読む為に必要な知識や感性を学び、表現する事の楽しさを知ることができました。
そして大学へ進み、音楽教室で学んだ幼少期の教育の素晴らしさを改めて実感致しました。現在私の2人の娘達はベビークラスと年少クラスに在籍しております。
私の学んだ頃と変わらぬ楽器や教材があったり、音楽の基礎の基礎を学びながら小さいながらに目では見えないものを感じて表現している姿は愛おしく感じます。
そしてきっと変わらないものの美しさがきっと娘達にも人生の糧となり、宝物になると思います。

鈴木萌名(すずきもな)さん

在籍していた期間:4歳から10年間
現在:コロンビア大学卒業後、NYにて米国企業に勤務

4歳よりソルフェージュとヴァイオリンを学ばせて頂きました。特に佐々木先生には、のんびりした私の性格に合わせて辛抱強くご指導頂き、辞めずにヴァイオリンを続けることができました。アメリカのボーディングスクール(高校)に進学してからも、オーケストラを含めヴァイオリンを演奏する機会に恵まれ、ヴァイオリンが異国の地で自分の支えになったことは間違いありません。佐々木先生には感謝の気持ちでいっぱいです。

石井勝大(いしいかつひろ)さん

在籍していた期間:13年間
現在:金融・不動産業界のデータサイエンティスト

幼稚園年長くらいから高校までお世話になり、渡米後も帰国した際には何度か顔を出させていただきました。
米国では数学、物理学と共に音楽(ピアノ演奏コース)も専攻し、多くの友人やチャンスに恵まれました。大学のピアノ科から奨学金を獲得し学費が免除されたのも、音研で養ったゆるぎない基礎力のおかげです。数学や物理学がメインでしたが、ソロコンサート、コンチェルト、室内楽など人前で演奏する機会もたくさん与えられ、学内外問わず幅広い人脈を効果的に構築できました。
大学院では専門分野に籠りがちになりますがこの期間も音楽を続けました。ピアノをThomas Stumpfに、古楽器をFrances Fitchに師事したことで音楽の学問的側面を探求でき、数学科・計算機学科の枠を超え多様な視点を獲得できました。この経験はビジネスパーソンとして未だに役立っています。
ピアニストや音大の教授にならずとも、それに準ずる能力を幼少期からの鍛錬で養うことはその後の人生を豊かにする為に役立ちます。一朝一夕で身につかない能力こそ価値があると思う今日この頃です。

小池修平(こいけしゅうへい)さん

在籍していた期間:13年間
現在:慶応義塾ニューヨーク学院

僕は3歳からソルフェージュを、5歳からは並行してヴァイオリンのご指導を頂いています。
教室は和やかな雰囲気で、幼い頃は週1度の授業が楽しみでならなかったことを覚えています。ヴァイオリンの佐々木先生は、飽きっぽい僕に根気強く付き合って下さいました。
基礎を重んじしっかりと指導して下さったおかげで、高校生となった今は弾きたい曲を自分で楽しめるようになりました。自分のヴァイオリンを武器に渡米するなど思っていなかったので、このようなチャンスをもたらして下さった教室の先生方には感謝の気持ちで一杯です。
海外では自分をアピールすることが非常に重要なため、自分の特技があることで自信につながります。先生方から頂いたものを大切にこれからもヴァイオリンを続けていきたいです。